2019年1月11日金曜日

【特許のはなし】 拒絶通知書が届いたので特許庁に意見書を提出してきました。

こんにちは
SETo研究所 石川です。

今日は意見書の手続きに霞が関の特許庁までいってきました。



特許ってあまり身近な感じはしないですよね。

以前から趣味で特許の出願はしていたのですが

権利化したのは1件だけで、出願しただけで放置していた特許ばかりでした。

以前、権利化できたスターリングエンジン関係の特許です。

なんで権利化しないのに出願するのか?

自分の足跡を残す みたいな感覚でしょうか


特許は放置しておくと出願から3年で権利は消滅しますが、出願した記録は特許庁が存在するかぎり残ります。


たぶん私と同じような感覚で自分のアイディアを世に残すために出願している人って世の中にかなりいるんじゃないかなと思います。


昨年は会社を辞めて独立したこともあり、出願していた案件の中から5件に出願審査請求(権利化するための審査手続き)を行っていました。

ちょうどタイミングよく、通常1件あたり十数万円かかる特許審査費用が1/3の金額になる特許庁の中小企業支援の審査料減免制度や川口市の中小企業支援制度を利用できたのはラッキーでした。
梶原先生いろいろアドバイスいただきありがとうございました。<(_ _)> 

特許の審査の請求を行うと

だいたいの場合、以下のような理由の拒絶理由通知書がきます。

・新規性    似たような前例がすでにある
・進歩性    誰でも思いつく
・サポート要件 ちゃんとした説明がない
・明確性要件  内容や範囲が明確に示されてなくて曖昧
・実施可能要件 できそうにないことを書いてる

審査官に説明して解ってもらって拒絶された理由を解消するために
意見書を60日以内に特許庁へ提出する必要があります。

60日以内に提出しないと拒絶査定となってしまいます。

年末年始が忙しかったので

今日、特許庁に意見書を出してきました。

58日目でした。

明日は土曜日だから本当にギリギリ 笑
 

特許庁へ直接行かなくても

郵送したり電子化出願という方法もあるのですが

郵送や電子手続きは なんとなく不安 たまには東京にいってみたい

といったしょうもない理由で窓口手続きをしています。


拒絶理由通知書は1回だけでなく何度もくることもあります。

5件も審査請求出すんじゃなかった と、ちょっと後悔してます。

今回は5件中の4件に拒絶理由通知書がきていました。


拒絶理由通知書


拒絶理由通知書にはこんな事がかいてあります。


「この出願は、次の理由によって拒絶をすべきものです。これについて意見がありましたら、この通知書の発送の日から60日以内に意見書を提出してください。」


4件の拒絶理由通知書のうち1件は特許庁からの発送日が遅かったので

提出期限にはまだ日にちに余裕があるのですが

一番拒絶理由に反論するのが難しい案件でまだ頭をかかえています。


そんなこんなで今回は3件の意見書をもって特許庁へいってきました。


意見書の提出自体には費用は不要なのですが、

提出方法が特許庁が推奨している電子データによる提出は無料なのですが、

窓口で紙の書類で意見書の提出を行うと、

基本料金1200円+枚数x700円の電子化手数料の費用がかかってしまいます。

3件もあると馬鹿になりません 手痛い出費ですがしかたありません。


提出手続き自体は窓口の方に確認していただき

控えの書類に捺印していただいて返却していただくだけなのですぐに終わります。


特許庁の窓口はなんとなくですが大安の日の方がお客さんが多いように思います。

みんな縁起を担ぐんですかね.

この日(1月11日)も大安でした。


私の場合はたまたまというかギリギリ追い込まれての提出でしたから

大安だからという訳じゃなかったんですが 笑


お昼すぎには手続きが終わり

午後は神田明神様で初詣をして、

都内のなじみのラーメン屋さんで初ラーを食べて

夕方には帰宅

書類作りに疲れたから今は隣で咲いているナデシコに癒してもらってます。

( ̄◇ ̄)ポケー







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最後まで読んでいただきありがとうございます。
<(_ _)> 感謝しかありません

また進展があったらブログで紹介してみたいと思います。

追加記事

特許のはなし 特許庁から届いた書類

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