2019年3月31日日曜日

【寄植盆栽】丹頂草が開花して1ヵ月後の様子

こんにちは
SETo研究所 石川です。

3月の初めに開花した丹頂草の今日の様子です。

植物鑑賞スタンドのLEDから丹頂草の最上部の花の先端まで数mmほどしかない高さにまで丹頂草が生長したので、植物鑑賞スタンド本体の発熱が丹頂草の花に影響がないか気にしていましたが、下の方に咲いた花と比較していたところどうやら影響はなかったようです。

丹頂草の寄せ植え

植物鑑賞スタンド風薫はLEDで発生する熱を利用して風車を回しています。


今日の丹頂草の花の様子です。

LEDに近い上部の丹頂草の花

丹頂草の花


LEDから離れた場所で後から開花した下段で開花した丹頂草
単純に比較すると光源に近い花の方が生育がよい印象を受けます。
丹頂草の花


20日以上きれいな状態で鑑賞することができました。

10日程前の様子です。




丹頂草が満開になって16日目の様子

植物鑑賞スタンドは光源から5cmで約4万ルクス、20cmで5千ルクス以上の照度があります。

光源から20cm程離れた鉢の上の丹頂草や立浪草の葉の状態はこんな感じです。




いまのところ順調に育ってくれています。
立浪草の開花が待ち遠しいです。

明日はいよいよ新年号の発表ですね。

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2019年3月30日土曜日

【盆栽】室内で育てているシタンの寄せ植えの剪定

こんにちは
SETo研究所 石川です。

今日は植物鑑賞スタンドで室内で育てているシタンの寄せ植えの剪定を行います。


シタンは生長が早く時折剪定しないとボウボウになってしまいます。


上からみるとこんな感じです。

シタン 上

伸びた枝の流れをみながら剪定していきます。

まだ切りの残しがありますね。

シタン 横

でもずいぶんスッキリしました。

シタン 上


剪定後、最近植え替えたトグサや姫フウロ草、挿し木の真柏などにも一緒に活力剤のメネデールをあげます。

メネデール

もとの植物鑑賞スタンドに戻します。

シタン

シタンの花の時期は5月頃なので開花が待ち遠しいです。


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2019年3月29日金曜日

【盆栽】苔が枯れてしまったカエデの鉢に苔を貼ります。

こんにちは
SETo研究所 石川です。

以前、肥料焼けを起こして枯れてしまったカエデの鉢に苔を張り直します。

肥料コンテナにバイオゴールドを1個入れて挿しておいたのですが1ヵ月程で苔が腐ってしまいました。

カエデの鉢に苔を張り直します。

苔を貼る分の土を取り除きます。


苔の根(仮根)を半分ほど切り落とした後、貼っていきます。

今回のカエデの鉢はサイズが小さいので直径10mmの浸透桝を作りました。
手持ちの素材が黒のパイプしかなかったので透明のアクリルより目立ってしまいます。

気になるようなら後日アクリルパイプに交換します。
カエデの鉢の苔 浸透桝

正面からはパイプが見えません。
カエデの鉢の苔

明日はメネデールをあげるます。

関連記事
苔が枯れることを防ぐ新しい施肥方法

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2019年3月28日木曜日

【盆栽】1年間書棚の中で育てた真柏の盆栽のビフォーアフター

こんにちは
SETo研究所 石川です。

2017年12月に盆栽教室で制作した真柏の鉢です。




下の写真は2018年4月頃です。
正面が定まらず毎回写真を撮る方向が変わっています。


今にして思えばこの年は植え替えたばかりということで2018年の秋まで肥料を与えなかったのでその後の生長によくない影響があったように思います。

生長しているようにみえれば肥料は与えた方がよかったかなと考えています。


加えて秋の施肥の時期も苔が痛んできたので肥料を外してしまいました。

次の写真は今日(2019年3月)の真柏です。
大きくはなっていますがひょろっとしていて力強さがありません。
幹を太らせ枝葉を茂らせるにはやはり肥料は必要だったのではないかと反省しています。



樹勢はよくありませんが葉の状態は悪くないと思います。


この真柏は初めて作った伝統盆栽なのでこれからも大切に育てていきたいと思います。

今年は新しい施肥方法で春と秋にちゃんと施肥をしてあげたいと考えています。

関連記事
苔が枯れることを防ぐ新しい施肥方法

今月初めから浸透桝を用いて有機液体肥料を与えていますが苔が枯れることなく育ってくれています。



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2019年3月27日水曜日

盆栽達の日向ぼっこ ベランダの照度を測ってみました。

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SETo研究所 石川です。

今日は東京で桜の満開宣言が出るなどとてもいい天気です。

家人の花粉症もひどくて大変ですが、今日は花粉症の奥さんがいないので普段は植物鑑賞スタンドで育てている盆栽たちをベランダで日光浴させます。

植物鑑賞スタンドのLEDの光で屋内でも植物は育ちますが、やはり植物たちはお日様の下の方が生き生きとしています。

そんな盆栽達を眺めているだけで幸せな気分になります。
ベランダで日光浴

ベランダで日光浴



しかし東向きの我が家のベランダは午前中の2時間ほどしか日が当たりません。

 だんだん日があたる場所がなくなっていって

11時半

12時を過ぎる頃には完全に日があたらなくなります。

日向の照度は6万ルクスくらいあるのですが
日射量 日向 照度

日が当たらなくなると・・・
4千ルクス程しかないのでベランダで陽性植物を育てるには不十分です。
日射量 日陰 照度


植物鑑賞スタンドのLEDと風で光合成をおこない生長することはできますがLEDの光には太陽光のような紫外線や赤外線の成分は含まれていません。

紫外線や赤外線が植物の成長にどのような影響を与えているかはまだ解明できていない点も多いのですが、紫外線には殺菌作用以外にも季節の変化を感じ取る役割や植物の徒長と紫外線や赤外線が関連性があるのではないかといわれています。

しかしLEDでは紫外線や赤外線を再現することはできませんし、紫外線は人間にとっても悪影響が生じます。

ですので、これまでの

基本的に屋外で育てて、天候が良くないときは屋内で鑑賞する。を

植物鑑賞スタンドを用いることで、

基本的に屋内で育てて、天候が良いときは屋外で鑑賞する。

に変えることができれば日当たりの悪い住居でもより健康的に植物を育てながら、日々の暮らしの中で植物と触れ合うことができるようになるのではないかと考えています。




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2019年3月25日月曜日

【お勧めスポット】都内のしだれ桜の名所 六義園のしだれ桜

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SETo研究所 石川です。

六義園(りくぎえん)のしだれ桜が見ごろです。

入園料
一般    300円
65歳以上 150円
(小学生以下及び都内在住・在学の中学生は無料)


4月3日までライトアップも行われています。

開園時間は9:00~21:00
入園は20:30迄ですからご注意下さい。

六義園(りくぎえん)のしだれ桜


コブシの樹も見事な花を咲かせています。

六義園のコブシの樹


六義園のコブシの花


東京ドーム2つ分の広大な敷地をもつ六義園ですが
明治維新の後の所有者が誰だったかご存知でしょうか?



実はカマキリ先生のお庭だったのです。


カマキリ先生のおうちは上野(湯島)にあるのですが事業で大成功したカマキリ先生は資金繰りに苦労していた大名から六義園を買い取りました。


六義園の所有者だったのはカマキリ先生ではなく岩崎弥太郎翁ですね。

岩崎弥太郎翁


龍馬伝での香川照之さんの熱演で岩崎弥太郎のイメージが随分変わってしまいましたが、明治維新で名を残した人たちは誰も彼もキャラの濃い人ばかりなので岩崎弥太郎翁のバイタリティを表現するにはあのくらい熱い演技をする必要があったのかもしれません。

香川さんは若いころに近藤長次郎(まんじゅう屋長次郎)の役もやられていたので幕末期の商人の役作りには精通していたのかもしれませんね。


実在の岩崎弥太郎翁は大名や貴族階級しか楽しむことができなかった庭園を日露戦争の戦勝パーティで将兵に開放しており、第二次世界大戦開戦前の昭和13年には岩崎家は東京市へ六義園を寄附するなど、武家社会から民主社会への歴史の大きな流れに貢献しています。

岩崎弥太郎は身分制度の厳しかった土佐の武士社会の中で最も下層の身分から出世を果たした人物ですから出世する一方で平等な社会の実現への想いも強かったのではないでしょうか

そんなことを妄想しながら六義園のしだれ桜を観賞するのもまた一興です。

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【盆栽】苔を枯らさない施肥方法の新しい挑戦

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年始から挑戦している浸透桝を使った液体肥料の施肥方法の試験が順調に進んでいますので、この調子で固形肥料で行う方法も検討しています。




関連記事
盆栽の苔を枯らさない施肥方法【最新】

これまでは有機固形肥料のバイオゴールドをいったん水で溶かして使用していました。

この方法では液体肥料を作るための手間がかかってしまいます。

そこで考えたのは浸透桝の中に固形肥料を入れておいて上から水をかける方法です。

しかし浸透桝の中に直接固形肥料をいれてしまうと鉢の中の水に肥料が浸かってしまい、浸透桝の周りの肥料濃度が濃くなりすぎてしまう恐れがあります。

ですので固形肥料は鉢の土の最上部に保持できる構造とします。


上の図のような形状だと太くなってしまうため、形状を工夫して肥料の入る部分をジョウロ状に広げて太くするなど工夫をしていきます。

試作品ができたら、また寸法などをブログで公開していきます。

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2019年3月24日日曜日

【盆栽】後から芽吹いた野梅がどんどん大きくなってこれからが大変です。

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SETo研究所 石川です。

あらたに芽吹いた野梅の葉がどんどん大きくなり植物鑑賞スタンドでこれからも育て続けられるか不安になってきました。

野梅の新芽

野梅の鉢 新芽

現在は苔の上の光の照度は1000ルクス程あって苔も奇麗な状態ですが、これから野梅がさらに茂ってきて緑も濃くなってくると植物鑑賞スタンドの光だけでは苔に十分な光を供給できなくなるかもしれません。


野梅の鉢の苔


関連記事
試験開始から2ヵ月、苔を枯らさない施肥方法のその後

あえて無採光の厳しい環境で育てていたのですが窓からの光を使うことも考えないといけなくなりそうです。

野梅の新しい葉は柔らかいので植物鑑賞スタンドの風車の風を葉の動きでみることができます。





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2019年3月23日土曜日

【寄植盆栽】黒松の寄植盆栽の新芽

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SETo研究所 石川です。

この黒松の寄植盆栽は書棚の中で植物鑑賞スタンドで育てています。

黒松の寄植盆栽

今日は花冷えの一日でしたが鉢の中では新芽が発芽していました。

ヤブコウジの新芽です。

去年は花がつかなかったのですが今年はどうでしょうか
黒松の寄植盆栽 ヤブコンジ

南天もどんどん大きくなっています。
黒松の寄植盆栽 南天

少し整理しないといけないですね。


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