2019年3月25日月曜日

【お勧めスポット】都内のしだれ桜の名所 六義園のしだれ桜

こんにちは
SETo研究所 石川です。

六義園(りくぎえん)のしだれ桜が見ごろです。

入園料
一般    300円
65歳以上 150円
(小学生以下及び都内在住・在学の中学生は無料)


4月3日までライトアップも行われています。

開園時間は9:00~21:00
入園は20:30迄ですからご注意下さい。

六義園(りくぎえん)のしだれ桜


コブシの樹も見事な花を咲かせています。

六義園のコブシの樹


六義園のコブシの花


東京ドーム2つ分の広大な敷地をもつ六義園ですが
明治維新の後の所有者が誰だったかご存知でしょうか?



実はカマキリ先生のお庭だったのです。


カマキリ先生のおうちは上野(湯島)にあるのですが事業で大成功したカマキリ先生は資金繰りに苦労していた大名から六義園を買い取りました。


六義園の所有者だったのはカマキリ先生ではなく岩崎弥太郎翁ですね。

岩崎弥太郎翁


龍馬伝での香川照之さんの熱演で岩崎弥太郎のイメージが随分変わってしまいましたが、明治維新で名を残した人たちは誰も彼もキャラの濃い人ばかりなので岩崎弥太郎翁のバイタリティを表現するにはあのくらい熱い演技をする必要があったのかもしれません。

香川さんは若いころに近藤長次郎(まんじゅう屋長次郎)の役もやられていたので幕末期の商人の役作りには精通していたのかもしれませんね。


実在の岩崎弥太郎翁は大名や貴族階級しか楽しむことができなかった庭園を日露戦争の戦勝パーティで将兵に開放しており、第二次世界大戦開戦前の昭和13年には岩崎家は東京市へ六義園を寄附するなど、武家社会から民主社会への歴史の大きな流れに貢献しています。

岩崎弥太郎は身分制度の厳しかった土佐の武士社会の中で最も下層の身分から出世を果たした人物ですから出世する一方で平等な社会の実現への想いも強かったのではないでしょうか

そんなことを妄想しながら六義園のしだれ桜を観賞するのもまた一興です。

今回もお読みいただきありがとうございます。

<(_ _)>


気が向かれましたら
ポチッお願い申し上げます。
  ↓

0 件のコメント:

コメントを投稿