2019年3月6日水曜日

何気なく使っていた「生育」と「成育」の意味の違い

こんにちは
SETo研究所 石川です。

普段何気なく使い分けていた『生育』と『成育』の文字ですが

ふと気になって調べてみました。

生育は植物に使って、成育は動物に使う

漠然とそう認識していましたが

Goo辞書のデジタル大辞泉(一部抜粋)によると

『生育』
1 うまれ育つこと。また、植物が生長すること。
2 うみ育てること。


『成育』
1 成長すること。育つこと。
2 動物などが育って成熟すること

あながち間違ってはいませんでした。


『生育』には木や草が生えて成長する生立(おいたつ)の意味が含まれているそうです。

生えて育つ と読み解くと解りやすいですね。

『生育』は植物が育つことに使われる言葉

ただし生きて育つと読み解くこともできるので動物に生育という漢字を使っても間違いではないようです。


しかし『成育』の字は動物だけに使われ、植物に使われることはないようです。


よく似た言葉の『生長』と『成長』でも同様で、

Goo辞書のデジタル大辞泉(一部抜粋)によると

『生長』
1 草木が生い育つこと。
2 人や動物が生まれ育つこと。
3 物事が生まれ広がること。大きくなること。

『成長』
1 人や動植物が育って大きくなること。おとなになること。
2 物事の規模が大きくなること。拡大。

生育 植物 〇 動物 〇
成育 植物 × 動物 〇

生長 植物 〇 動物 〇
成長 植物 × 動物 〇


植物のことをブログを書くときは『成育』、『成長』の字は誤りみたいですね。

私もこれまで間違って使ったことがあるように思います。

これからは気を付けたいです。



今回もお読みいただきありがとうございました。

<(_ _)>

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