SETo研究所 石川です。
雅バラの苔玉を紹介させていただきます。
今回紹介させていただくのは
2017年11月に彩花盆栽教室で制作させていただいた雅バラの苔玉です。
盆栽教室で作ったばかりの苔玉です。
かわいいですね。
植物鑑賞スタンドを使って室内で順調に育っていたのですが
年が変わって2018年2月頃、ハダニが繁殖しているのに気が付かなくて葉がすべてなくなってしまいました。
老眼で見えませんでした・・・・
冬場でも室内で育てていて温度が高いとハダニは発生するみたいです。 怖
その時に調べた事を要約すると
ハダニの生態
・葉はハダニに吸汁されると落葉する。・葉がなくなると株が弱って花が咲かなくなる。
・ハダニの大きさは0.5mm程
・葉の裏に生息する。
・梅雨~夏の暖かい時期に繁殖する
・繁殖力がものすごい
ハダニが発生してしまったら
・葉を全部おとす。・ハダニ用の殺虫剤を噴霧する。
・新芽などが出ている場合は切り戻す。
・日光の強い場所をさけ日陰で養生させる。
・落とした葉は放置せず密閉して処分する。
この時は殺虫殺菌剤にカダンセーフを使いました。
黒星病もかかったことがあります。
黒星病とは
・カビ菌が原因・湿気が多い時期に発生する。
・葉に黒い点々が発生し、進行すると葉が落ちる。
・古い葉でおきやすく、新芽ではおきにくい。
・肥料不足などで株が弱っていると起きやすい。
黒星病の対策
・病変が起きた葉の周囲の葉を広範囲に落とす。
・殺菌剤を数日おきに繰り返し噴霧
・日当たりがよく風通しのよい場所に置く。
・適切に肥料を与えて株を強くする。
わたしの場合は黒星病に殺虫殺菌剤のベニカXを使用しました。
バラの苔玉に黒星病が発生した原因ですが、一時期、苔玉の苔に霧吹きで水をかけていました。
このとき霧吹きの水がバラの葉についてしまい気温が低い時期(12月)だったので葉の表面についた水滴が乾燥しなかったのが原因と考えています。
カダンセーフとベニカXでハダニと黒星病は解決できました。
しかしバラ科の植物は他の植物に比べ、菌や虫に弱いようなので今では苔への水やりの際にバラの葉に水滴が付着しないよう注意し、ハダニがついたり病気にかかったりしてないか虫眼鏡で観察して早期発見に努めています。
その後の雅バラの苔玉の生育状態ですが
無採光の室内で
植物鑑賞スタンド風薫の光と風でどんどん大きくなってくれています。
まだ花が咲いていないので現時点ではよい結果だとはいえませんが
雅バラの花期の6月~7月に向け適時肥料をあげ病害虫からも守りながら大切に育てていきます。
肥料はハイポネックスを1/1000に薄めて月2回程度あげています。
最後までお読みいただきありがとうございました。
<(_ _)>
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大阪なおみ選手 全豪オープン優勝おめでとうございます。
一層のご活躍を期待しています。
日清のコマーシャルかっこよくて大好きです。
今日の試合でもナオミキャノン炸裂していましたよ!
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