SETo研究所 石川です。
SETo研究所は現代の住環境やライフスタイルの変化にあわせて盆栽を楽しめるよう 新しい技術 でお手伝いしていきます。
盆栽初心者の私が盆栽教室や専門書で学習したことや体験したことを解りやすく解説します。
① 道具選び → ① こちらをクリック
② 土の選び方 → ② こちらをクリック
③ 鑑賞方法 → ③ こちらをクリック
④ 樹形の決め方 → ④ こちらをクリック
⑤ 植えつけ方法 → ⑤ こちらをクリック
⑥ 剪定の仕方 → ⑥ こちらをクリック
⑦ 樹形の整え方 → ⑦ こちらをクリック
⑧ お世話の方法
盆栽初心者の私が盆栽教室や専門書で学習したことや体験したことを解りやすく解説します。
今回は お世話の方法 をご説明していきます。
盆栽の基礎知識
① 道具選び → ① こちらをクリック
② 土の選び方 → ② こちらをクリック
③ 鑑賞方法 → ③ こちらをクリック
④ 樹形の決め方 → ④ こちらをクリック
⑤ 植えつけ方法 → ⑤ こちらをクリック
⑥ 剪定の仕方 → ⑥ こちらをクリック
⑦ 樹形の整え方 → ⑦ こちらをクリック
⑧ お世話の方法
⑦お世話の方法
<< はじめに >>
せっかく お気に入りの一鉢を手にしても枯れてしまっては哀しい思い出になってしまいます。
動物も植物も同じ生き物なので生きるためには ゴハン が必要です。
植物の ゴハン は 太陽の光 と 空気 と 水 です。
植物は光と水と二酸化炭素があれば光合成で栄養をつくることができます。
動物の成長にタンパク質やカルシウムなどの多くの栄養素が必要なように植物も光合成でつくれない養分は根から吸収して成長しています。
植物の生育に手を差し伸べ、植物の成長に寄り添うことで充実感や幸福感を得ることができる日々のお世話も盆栽の楽しみのひとつです。
日々の管理方法
植物が枯れないためには
光合成で栄養をつくるための3要素
光 と 水 と 二酸化炭素 と
生育に必要な環境面の3要素
温度 と 湿度 と 気流 が整っている環境が必要です。
光 と 水 は少なすぎても 多すぎても 植物は枯れてしまいます。
温度が高すぎても低すぎても生育不良を起こします。
風通しが悪るくて二酸化炭素が供給されなかったり、湿気がたまっても光合成が停滞したり病害虫が繁殖したりして植物は弱ってしまいます。
日々の管理とは植物の生育環境を整えてあげることではないかと思います。
日当たりがよく風通しが良い場所に置きます。
夏場の直射日光は強すぎるため遮光ネットで半日陰をつくるなど工夫が必要です。
鉢は地面に直接おくと地表から熱気、冷気、湿気の影響を受けるため盆栽用の棚の上に置きます。
ホームセンターで板や柱を買ってきてDIYでオリジナルの盆栽棚を作るのも楽しいのではないでしょうか
水やりは植物や土との対話することから始まります。
夏場は朝と夕方、秋冬は朝、冬場は数日おきを目安に水をあげる必要があります。
ミニ盆栽や小品盆栽は鉢が小さいく、土の中の水の量がすくないため水切れしやすいので夏場は特に注意が必要です。
冬期も気温が氷点下になると小さなミニ盆栽や小品盆栽は凍結してしまう恐れがあるため注意が必要です。
水やりを行う時間帯にも注意が必要です。
水温が40℃ 以上になるとほとんどの植物は生育不良となります。
遮光をしていても夏場の太陽光はとてもつよいので陽射しが強い時間帯に水やりをすると鉢の中の水が40℃ 以上になってしまうことがあります。
逆に厳冬期の夕方に水やりをすると夜の間に凍ってしまうこともあります。
酷暑の時期や厳冬期は室内で保管したほうが安全です。
室内で保管する時は日当たりも大切ですが、夏場は窓の近くは高温になりますので窓からの日差しが直接あたらない明るい場所が適しています。
また植物には風が必要なのですが、エアコンや扇風機の風は強すぎて乾燥してしまうため直接風があたらない場所に置いてください。
盆栽では元肥を使わないため、肥料の使い方がとても大切です。
肥料の特徴や使い方をよく知っておく必要があります。
できるだけ簡単にご説明していきますね。 (*'▽')シ
この3要素を覚えれば70%大丈夫
窒素(N) → 葉や茎を育てます。
リン(P) → 花や実の生育を促進します。
カリウム(K) → 茎や根を丈夫にします。
また、動物と同じようにカルシウムや鉄やイオウなどのミネラルも必要です。
植物の特性や生育段階により必要とされる養分や量が異なるため
配合比率の異なるたくさんの種類の肥料が販売されています。
肥料のパッケージには
窒素(N) リン(P) カリウム(K) の3要素の配合比率や
配合されている栄養素の内容が記載されています。
窒素:リン:カリウムの配合比率はN:P:Kと記載されることもあります。
肥料には 有機肥料 と 化学肥料 があります。
この使い分けを理解できれば90%大丈夫です。
有機肥料と化学肥料の良い点と悪い点を表にしてみました。
それぞれに長所短所があるので樹種や季節にあわせて必要な肥料を
適切な時期に与える事が大切です。
少々難しい面もありますが、現在は書籍やネット検索で樹種毎の
適切な施肥方法の情報を簡単に入手することができるので心配ありません。
盆栽で使われる肥料には
万能に使える
有機肥料のバイオゴールド(N:P:K → 4~6:5~7:3~4)
花つきをよくする
化学肥料のハイポネックス(N:P:K → 6:10:5)
を始め、多くの種類の肥料があります。
バイオゴールド と ハイポネックス の成分を比較してみます。
バイオゴールド には有機肥料特有の成分のばらつきがありますので単純に比較はできませんが、中間値を基準にして比率を修正すると次のようになります。
バイオゴールド(N:P:K → 7.5:10:5.8)
ハイポネックス(N:P:K → 6.0:10:5.0)
バイオゴールドの方がハイポネックスより茎や葉を育てる窒素分の割合が若干高いようです。
花や実がなる盆栽にはリン(P)の割合の高いハイポネックスも有用なので休眠期には発芽期をねらって遅効性のバイオゴールドを与えて、生育期や花期はハイポネックスを与えるなど時期にあわせて有機肥料と化学肥料を使い分けるのが肥料をうまくつかう上でのコツのようです。
こればかりはお百姓さん同様、経験と知識が必要で一朝一夕にはいかないですね。
時期と使用量を間違えなければ枯れる事はないと思うので自信がついてきたらいろいろ試して経験を積んでいくのがいいと思います。
光合成で栄養をつくるための3要素
光 と 水 と 二酸化炭素 と
生育に必要な環境面の3要素
温度 と 湿度 と 気流 が整っている環境が必要です。
光 と 水 は少なすぎても 多すぎても 植物は枯れてしまいます。
温度が高すぎても低すぎても生育不良を起こします。
風通しが悪るくて二酸化炭素が供給されなかったり、湿気がたまっても光合成が停滞したり病害虫が繁殖したりして植物は弱ってしまいます。
日々の管理とは植物の生育環境を整えてあげることではないかと思います。
置き場所
日当たりがよく風通しが良い場所に置きます。
夏場の直射日光は強すぎるため遮光ネットで半日陰をつくるなど工夫が必要です。
鉢は地面に直接おくと地表から熱気、冷気、湿気の影響を受けるため盆栽用の棚の上に置きます。
ホームセンターで板や柱を買ってきてDIYでオリジナルの盆栽棚を作るのも楽しいのではないでしょうか
水やり
水やりは植物や土との対話することから始まります。
夏場は朝と夕方、秋冬は朝、冬場は数日おきを目安に水をあげる必要があります。
ミニ盆栽や小品盆栽は鉢が小さいく、土の中の水の量がすくないため水切れしやすいので夏場は特に注意が必要です。
冬期も気温が氷点下になると小さなミニ盆栽や小品盆栽は凍結してしまう恐れがあるため注意が必要です。
水やりを行う時間帯にも注意が必要です。
水温が40℃ 以上になるとほとんどの植物は生育不良となります。
遮光をしていても夏場の太陽光はとてもつよいので陽射しが強い時間帯に水やりをすると鉢の中の水が40℃ 以上になってしまうことがあります。
逆に厳冬期の夕方に水やりをすると夜の間に凍ってしまうこともあります。
酷暑の時期や厳冬期は室内で保管したほうが安全です。
室内で保管する時は日当たりも大切ですが、夏場は窓の近くは高温になりますので窓からの日差しが直接あたらない明るい場所が適しています。
また植物には風が必要なのですが、エアコンや扇風機の風は強すぎて乾燥してしまうため直接風があたらない場所に置いてください。
盆栽を室内で保管できる目安は3日程度と言われています。
SETo研究所はこの課題を解決し新しいライフスタイルをご提案していきます。
肥 料
盆栽では元肥を使わないため、肥料の使い方がとても大切です。
肥料の特徴や使い方をよく知っておく必要があります。
できるだけ簡単にご説明していきますね。 (*'▽')シ
肥料の中の主要な3要素は 窒素 と リン と カリウム です。
この3要素を覚えれば70%大丈夫
窒素(N) → 葉や茎を育てます。
リン(P) → 花や実の生育を促進します。
カリウム(K) → 茎や根を丈夫にします。
また、動物と同じようにカルシウムや鉄やイオウなどのミネラルも必要です。
植物の特性や生育段階により必要とされる養分や量が異なるため
配合比率の異なるたくさんの種類の肥料が販売されています。
肥料のパッケージには
窒素(N) リン(P) カリウム(K) の3要素の配合比率や
配合されている栄養素の内容が記載されています。
窒素:リン:カリウムの配合比率はN:P:Kと記載されることもあります。
肥料には 有機肥料 と 化学肥料 があります。
この使い分けを理解できれば90%大丈夫です。
有機肥料と化学肥料の良い点と悪い点を表にしてみました。
それぞれに長所短所があるので樹種や季節にあわせて必要な肥料を
適切な時期に与える事が大切です。
少々難しい面もありますが、現在は書籍やネット検索で樹種毎の
適切な施肥方法の情報を簡単に入手することができるので心配ありません。
盆栽で使われる肥料には
万能に使える
有機肥料のバイオゴールド(N:P:K → 4~6:5~7:3~4)
花つきをよくする
化学肥料のハイポネックス(N:P:K → 6:10:5)
を始め、多くの種類の肥料があります。
バイオゴールド と ハイポネックス の成分を比較してみます。
バイオゴールド には有機肥料特有の成分のばらつきがありますので単純に比較はできませんが、中間値を基準にして比率を修正すると次のようになります。
バイオゴールド(N:P:K → 7.5:10:5.8)
ハイポネックス(N:P:K → 6.0:10:5.0)
バイオゴールドの方がハイポネックスより茎や葉を育てる窒素分の割合が若干高いようです。
花や実がなる盆栽にはリン(P)の割合の高いハイポネックスも有用なので休眠期には発芽期をねらって遅効性のバイオゴールドを与えて、生育期や花期はハイポネックスを与えるなど時期にあわせて有機肥料と化学肥料を使い分けるのが肥料をうまくつかう上でのコツのようです。
こればかりはお百姓さん同様、経験と知識が必要で一朝一夕にはいかないですね。
時期と使用量を間違えなければ枯れる事はないと思うので自信がついてきたらいろいろ試して経験を積んでいくのがいいと思います。
さいごに固形肥料と液体肥料の使い方を覚えれば100%大丈夫?です。 有機肥料 も 化学肥料 も 固形タイプ のものと 液体タイプ のものがあります。 バイオゴールドは固形ですが溶かして液体肥料として使うこともできますし化学肥料の固形肥料を土の中に元肥として加えることもあります。 いずれの場合も説明書をよく読んで 与えすぎには注意 が必要です。 肥料が不足して弱ることより、与えすぎて枯れるリスクの方が高いのです。 固形肥料 固形肥料は元肥として使う場合と追い肥として使う場合があります。 盆栽では基本元肥は使わないので追い肥として使う方法をご紹介します。 ↓こちらの製品を使うと便利です。
液体肥料 液体肥料は追い肥として希釈して鉢に入れていきます。 気持ちとしては たっぷり あげたくなりますが規定の量より薄いくらいの方がいいようです。 液体肥料を希釈する際の水量の基準が1リッターとなっている場合が多いので1リッターの計量ができる水差しがあるととても便利ですよ。 ここで哀しいお知らせ 固形肥料 も 液体肥料 も施肥すると苔が痛んでしまいます。 固形肥料の肥料コンテナを数ミリ浮かしておくのは苔が痛むのを少しでも減らすためですが 正直あまり効果はありません。 きれいな苔がだんだん茶色くなって土に戻っていくのは寂しいですね。 なんとかしたい との思いで現在新しい試みにチャレンジしています。 SETo研究所からの新提案です。 【新開発】盆栽の新しい肥料のやり方 野梅の鉢でその方法を解説 まだ、試験を始めて1ヵ月程ですが今のところ井戸の周囲の苔が枯れることもなく順調にテストが進んでいます。 よい結果も悪い結果もブログで公開していきますのでお楽しみに 活力剤活力剤は植替えや植物が弱った際の必需品です。 植替えをしたらまずメネデール 植替えの1週間後にまたメネデール なんだか元気がないなとおもったらメネデール とても活躍の場の多いメネデールはほとんどのホームセンターで購入できます。 植物が弱っているときに肥料は厳禁です。 お腹をこわしてる人に無理やり料理を食べさせるようなものです。 活力剤は整腸剤のような役割を果たしてくれます。 メネデールも10mLを100倍に希釈して使用するので液体肥料のところでご紹介した1リッターの計量ができる水差しがあると便利ですよ。 さいごに現在の都市の生活環境で盆栽を楽しむには多くの問題があります。 ・真夏の屋外での日々の水やりはたいへんな負担となります。 ・夏や冬の間、屋内に長期間おいておくと植物は弱ってしまいます。 SETo研究所では植物鑑賞スタンドの光と風で室内で草花や盆栽を育てる方法を研究開発しています。 しかしそれだけでは十分ではありません。 室内での 水やりの方法 や 施肥方法 を 整えて初めて暮らしの中で盆栽を楽しめるようになるとSETo研究所は考えています。 これまでの盆栽の管理方法 基本的に屋外で育てて、天候が悪いときは室内で管理する。 をこれからは 基本的に室内で育てて、天候が良いときに屋外で鑑賞する。 にSETo研究所は変えていきます。 まだまだ道半ばですが 私どもの研究開発が皆様のお役に立てれば幸いです。 最後までお読みいただきありがとうございました。 <(_ _)> |
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